Rhymoe Short Stories A to Z (ライモー絵本)

2024年春、Rhymoeから待望の絵本『Rhymoe Short Stories A to Z アルファベット26この みじかいおはなしで えいごのリズムとおとに したしもう』が誕生しました!通称「ライモー絵本」です。

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ライモー絵本について

この絵本は、“読み書きはまた難しいけれど、英語の音と文字の形に親しむ時期”にぴったりの教材「Rhymoe Kids-Phonics」の副教材として作られました。

子どもが自分で絵本を読むのではなく、おうちでお母さんやお父さんが読んであげることを前提にしています。

この絵本を通して、英語の文字の形や音に触れたり、イラストからその音が入った単語を探して声に出したり、英語らしいリズムで短いお話を読むための工夫がたくさん詰め込まれています。

英語が苦手な保護者の方でもお子さんと一緒に楽しんでもらえるように、別冊の解説書がついているのもポイントです。

ライモー絵本のポイント

ポイント① 絵本のサイズへのこだわり

子ども達が手に取りやすいサイズと厚みにこだわり、読み手となるママのための解説編を別冊でつけました。

絵本を通じて、子ども達が英語の音やリズムに楽しく親しめるようにしたい。

そこで、スタッフみんなで、その様子を思い浮かべました。

4歳や5歳の子どもがおうちのなかで、本棚の中から絵本を探して、自分の手でそれを取り出して、床に座ってそれを広げる。

どんな風に絵本をめくる?
どんなふうに読んでいる?

なんかむにゃむにゃ、ママの真似っこして言ってるよね。
絵本が大きかったら、子どもが簡単に取り出せないよね。
絵本の閉じ方が中綴じだったら、読んでいる途中で絵本が閉じちゃうよね。

そんなシミュレーションを繰り返して、「A5横版」というサイズ感を導き出しました。

そして、

「英語教材だけど絵本でもある」

というところもすごく大事にしたかったので、絵本ということを感じさせ、かつ現実的な価格で作れる
絶妙な紙質、厚み、綴じ方、紙の彩度などを決めました。

ライモー絵本は最初はママが読んであげてください。
そしてクイズをしたりモノさがし(I SPY)ゲームをしたりして遊びましょう。

何回もそうやって遊んでいるうちに、子どもが絵とともにフレーズを覚え始めます。
そしてママの「読むまねっこ」をし始めます。

間違っていても、何言っているかわからなくても大丈夫!
「読むまねっこ」遊びを心ゆくまでさせてあげてください。

それは子どもにとって大切な、アウトプットとインプットの作業なのです。

ポイント② 保護者向けの 「解説編」を別冊で用意

「『英語絵本の読み聞かせにはママの声が最適』ということはわかっているけれど、英語の発音も苦手だし、単語あんまり知らないし、どうやって読んだらいいのかわからない…。」

そんなママからの不安な声を、これまでにたくさん聞いてきました。

そんな悩みを解消できるように、英文の日本語訳、発音のポイント、英語らしく読むためのポイントなどをわかりやすくまとめた「解説編」を作ろう!と、絵本スタッフで考えました。

ただ、絵本の巻末に「解説編」をつけてしまうと、実際に子どもと一緒に絵本を読むときには、その解説編を見れないよね。。。?つまり解説編に書いてあることを覚えないといけないの?それってかなりハードル高くない?

じゃあ、解説編を別冊にしようよ!

ここまでは、割とすんなり決まりました。

でも、別冊を作るということは、「コストがかかる」ということなのです。2冊分を作るわけなので、1冊のページ数を増やすよりもかなり高くなってしまうのです。

でもでも!
やっぱり解説編は分けないといけない。絵本と分けて、絵本の横に置いて、確認しながら読みたいよね、きっと。

ということで、別冊「解説編」を作ることに決めました。

そしてその別冊「解説編」の内容ですが、盛りだくさんです!😆

絵本の文章をどうやって読むか、その中でもどこにアクセントをつけて、リズムよく読むかがわかるように、文章にハート♥️の印をつけました。

もちろん!文章の日本語訳もついています😊

ターゲットになる音が含まれるモノが描かれた挿し絵も番号付きで単語と日本語訳を紹介。

実はみじかいおはなしの1,2行目は「モノさがし(I SPY)ゲーム🕵️」になっていて、ターゲットの音を含む4つのモノを探す内容になっています。
挿し絵には、その4つのモノだけでなくさらにいくつかのモノを忍ばせています。それらは、挿し絵のすぐ下にある”Can you find more?🔎”コーナーで探すことができるようになっています!

最後の一文は、とりわけリズムの良い「チャンツ」になっています。(これが、Rhymoe Phonicsの教材に登場するチャンツです!)

チャンツをリズムよく言うコツは、

「ボール🏀が弾むように身体をボインボインと弾ませて言う!」

それがイメージできるように、どのタイミングでボイン!と弾むか🦘を線で表しています。(Rhymoe独自の「バウンシングライン®」表記)

このラインを見ながら、ボール🏀になった気分で、リズムよくチャンツを言ってみよう!

絵本を読んだり、モノを探したり、声に出して読んだりだけでも十分楽しいのだけど、それだけではもったいない!😊

親子で絵本のお話について会話ができるように「❓チャンツクイズ❓」も用意しました。みじかいおはなしについての、4つの質問と答え。英語でも、日本語でもクイズができるようにしました。

そして、ターゲットとなる音はどうやって出したらいいのか?口👄の形がわかりやすいイラストと、3つのポイントを一番下につけました。

…と、本当に盛りだくさんの内容です。

ポイント③ 読み方、発音がわかる動画つき

英語絵本をどうやって読んだらいいか丁寧に解説した「解説編」を別冊として付けました。
それを見ていただいたら、どんな風に読めばいいのか、どんな風に絵本を楽しんだらいいのかが分かるようになっています。

でも、解説編に詳しく読み方のポイントは書いてあっても、実際にどう読めばイメージがわかない…
ちょっと不安…

そんな方も多いと思います。

そこで、Yoshimiが実際に読んでいるデモビデオを用意しました!😊お子さんと一緒に見てもいいし、ママの読み聞かせ練習用に見るのもいいですね。

動画は絵本内QRコードからアクセスできます。またパソコン・タブレット・スマホなど様々なデバイスから視聴できます!

さらに、英語の発音の仕方がよくわからない…という方も多いと思います。発音をきちんと学べるところって、実は意外とないのです。

そこで「WISH 先生のための発音指導法講座®」を開発したIkumiが、保護者向けにわかりやすく発音ポイントを解説するビデオを用意しました🤩

口の形がわかりやすいイラスト付き

クセのない、クリアな発音を身につけると、英語が聴き取りやすく、通じやすくなりますよ!

子どものために英語絵本を読む練習をしながら、英語の発音もいっしょに学んでしまいましょう!

サンプル動画で特典動画の様子をぜひご覧ください。

ポイント④ 児童図書・保育雑誌の元編集長による本格的な編集

「こんな感じの英語絵本教材を作りたい」という想いやアイデアはいろいろあるものの、それをどのようにしたら形にすることができるのか。

せっかくだから、よいものを創りたい。

そこでライモー絵本制作にあたり、作家・絵本カタリスト®・絵本コーディネーターの木村美幸氏に編集をお願いしました。

木村氏はかつて「アンパンマン」などの市販絵本や読みものの編集制作に多数携わり、保育雑誌「キンダーブック」や保育図書の編集長を長年続けてこられました。

最近では由美村嬉々(ゆみむら きき)名義で絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)を出版され、第7回未来屋えほん大賞の第2位に選ばれています。

木村さんは子どものための絵本の作り方、教育絵本のあり方、そして子どものための紙面構成などを、熟知されています。
そこで、ライモー絵本のコンセプト設計から紙面構成に至るまで、木村氏から細やかなアドバイスをいただきながら約1年かけて、絵本を制作しました。

ただチャンツとイラストだけを載せた絵本では、子ども達が何回もページをめくって読みたいとは思えない。
誰が、誰と、どんなふうに絵本を楽しんでほしいのか?
絵本で、どんなことを伝えたいのか?
英語の表現はこれでいいのか?
日本語の表現はこれでいいのか?
木村さんはお忙しい中、我々のこだわりにとことん寄り添って、導いてくださいました。

木村さんと話した内容を、絵本スタッフに持ち帰り、話し合い。
話し合った結果を木村さんとまた相談し…そうやって、内容を詰めていきました。

絵本のデザインは、プロの絵本デザイナー、芝山雅彦(スパイス)さんによるものです。
たくさんの情報を詰めこんだ「解説編」のデザインは本当に大変だったと思いますが、わかりやすく仕上げてくださり、度重なる修正にも快く対応してくださいました。

またライモー絵本は、幼児教育図書出版の老舗である鈴木出版から発行していただき、紙質、印刷など、本格的な体裁による仕上がりとなりました。

絵本制作にかかるこれらの方々の協力は、木村氏の協力なくしては実現しませんでした。

こうして、ライモー絵本は子ども達が絵本の世界を楽しみながら英語にも自然と親しむことができる、「英語教材」であると同時に「本格的な絵本」でもある稀有な「英語絵本」として仕上げることができたのです。

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