保育園活動実践例(2)ー教えて4年目のMizukiさん、保育士さんが教えるりとるぱんぷきんずグループのケース

保育園や幼稚園にRhymoe活動を取り入れると、子ども達や先生方がどのように変化するのか?
Rhymoe指導を始めて4年目以上となる方々にインタビューしました。

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Mizukiさん

外資酒類メーカーから、幼児教育の業界に携わりたい、こども達が英語をツールにして世界を広げて欲しいとの思いから転職。
こども英語教室の講師・マネージャーを経て、親子の遊び場の企画・運営をする会社へ転職。 事業部長として幅広い業務に携わる。2019年Rhymoeインストラクター認定。
その後、独立、現在は親子向け施設のRhymoeワークショップ、保育園でのRhymoeレッスン、出張レッスンやコンサルなどを行なっている。

≫Instagram (@mizuki_iwai)    
≫Webサイト

Rhymoeに出会ったきっかけはなんですか?

以前子ども英語教室の講師をしていて、その後働いた親子向け施設でも英語のワークショップを担当していました。

7年前、出張でYoshimi先生のレッスンを見る機会があったんです。そのときはRhymoeのことは全く知りませんでした。でもRhymoeのレッスンを見たとき、こんなに楽しくて親子を夢中にさせる、そしてインストラクター自体もレッスンを楽しんでいるプログラムがあることに衝撃を受けたんです。

その後、インストラクター講習があると伺い、参加しました。Rhymoeインストラクタートレーニングが始まったばかりの頃です。
トレーニングを受けて2019年にインストラクター資格を取得した後、様々な親子施設にてRhyomoeのワークショップを提供するようになりました。

なぜ保育園で教え始めたのですか?

2020年のコロナ禍で、以前働いていた親子向けの施設がなかなかオープンできなくなり、オンラインで親子向けに英語のワークショップを提供しようということになりました。
あるときそのワークショップにピラミッドメソッド千葉保育園の園長先生と主任の先生が参加されました。そして私の活動に興味を持ち、園児たちにもこの楽しさを体験させたいので教えに来てほしいと言ってくださったのがきっかけです。

教え始めて子どもの変化に何か気づかれましたか?

初めて園でレッスンを行うことになった時は、とても緊張しました。
子どもたちに受け入れてもらえるか心配でした。
でも、私の派手な衣装(笑)や楽しいリズムを使った活動に子どもたちはすぐに興味を示し、笑顔で参加してくれました。
私の真似っこもすぐにやってくれて、すごいなと思いました。
それから子どもたちは、次第に英語のリズムや英語の動きに慣れて、リズムに合わせて体を動かすことに自信を持つようになりました。

トドラー(1、2歳児)クラス

先生方からのRhymoeの反応はいかがでしたか?

エッグシェーカーやボンゴなど、さまざまな楽器を使った活動は、先生方にとっても新鮮な経験だったようです。
ある先生は、「子どもたちが飽きずに集中できるようにうまくレッスンを組み立てられていますね」とおっしゃっていました。
動と静のメリハリを取り入れた指導法は、子どもたちの集中力を保つのに効果的だと感じていただけたようです。

また先生方も、一緒に活動に入られるうちにだんだん流れがわかってきて、率先して子ども達を盛り上げてくださいます(笑)。子ども達と一緒にハローソングも歌うし、ちょっとやってない園児さんがいると横についてやってくださったり。先生方自身もすごく楽しんでるなと感じますね。

ボンゴをたたきながら
ハローソングを歌う

教え始めて3年が過ぎましたが、子ども達はどんな風に変化しましたか?

これは私自身非常にびっくりしていることなんですが、きちんと英語を教えているわけでもないのに、英語がわかるようになってきているんです。
Rhymoeの活動を受け始めて最初の頃は、英語の絵本を読んでもなんだかわからないから、「何言ってんの?」という感じでぽかーんとしていたのが印象に残っています。

だけど、3年経った今は全然違う。3年前に2歳クラスとか年少クラスにいた子ども達が、年長さんになって、少し内容が難しい絵本を読みきかせすることがあります。子ども達が全部意味がわかってるっていうことはないと思うんですけど、なんとなく全部理解しているんです。そして読み終わった後に「これこういうことでしょう?」ってことばが、日本語でなんですけど、返ってきたりします。

だからRhymoeを受け始めて最初の頃は、1冊読めばはい終わり、って感じだったんですけど、3年たった今は「もう1回読んで」とか、「もっとないの?」っていう声が出てくるようになってきて。
多分、内容がわかってるから、あるいは、英語のリズムが楽しいから、もっとやって、もっとやってっていう風に、なっているんだと思います。
つまり子ども達の英語に対しての思いが、 すごくポジティブに変わったなと感じています。

あと、新しいダンスの音楽とかも、意外とすぐにできちゃうんですよね。ここはこんなアクションだよってちょっと見せるだけで、すぐにリズムに乗れちゃう。それはすごい。先生も驚いていらして、「ほう、なんでやったことないのにみんなできてんだ?」って先生も言っちゃうぐらい(笑)もはや私よりもちゃんと英語のリズムに乗れてるんじゃないかって思うぐらいです(笑)

英語絵本の読み聞かせ
音楽に乗ってダンス!

Rhymoe年長クラスでは、手遊びもやるんですが、すぐ真似っこしたりしようとします。手遊びをやりながら歌を歌うのって結構難しいじゃないですか。英語の単語もわからない中ででも、 もう1回、2回と繰り返すと、できてくるんですよね。


子ども達は30分間、集中力が続いています。最後のアクションソングが終わると「疲れた!」って言う子もいますけど、でもそれは、それまで集中してるってことなんですよね。


今年から年長さんは、30分レッスンの後15分ぐらいKids-Phonics(読み書き学習前の、英語の音と文字の形に親しむ教材)を取り入れているのですが、それも離脱する子がいないです。それと驚いたのが、1か月前にやったことをちゃんと覚えていたんです。子ども達って割とすぐにすぐできる反面、すぐ忘れちゃう傾向もあるんですが、自分が聞かずとも「前にこの音をやったよね」と言ってきたときには驚きました。


コロナの期間は、少し教えられない期間があったりもしたし、そもそもこの保育園は日本の一般の保育園。初めは月1回のRhymoe レッスンでこども達に英語が身につくのかなと疑問もありました。だけど今は、ここまでこども達が成長するのを目の当たりにして、衝撃を受けています。

手遊びの様子

最後に、幼保関係者や幼稚園・保育園で教えたい方々にメッセージをお願いします!

Rhymoeは、とにかく試してもらいたいです。
私もいくつかのメソッドで子どもに英語を教えてきましたけど、本当にこんなに楽しい英語プログラムはないなって思います。

子供たちも心から楽しんで、先生たちも楽しんで、講師自身も楽しんで できるプログラムです。

そして子ども達に英語が染み込むように、本物の英語リズムを使って、英語のリズムが染み込むような内容になっているので、 楽しいだけじゃなく、本物の英語力が身につくというところを、 ぜひ体験していただきたいと思います!

パラシュートはいつも大人気!

協力:ピラミッドメソッド千葉保育園
≫Webサイト

りとるぱんぷきんずグループ

「りとるぱんぷきんずグループ」は創立100周年を迎えた福岡を母体に、関東では東京都・横浜市に系列園保育園8園を運営しています。こちらでは園の先生方がRhymoeインストラクターの認定を受け、各園で月1回のライモー活動(0~2歳児、年少、年中、年長各クラス)を積極的に取り入れて、2024年で5年目となります。
ライモー活動を取り入れ始めた当初から指導に当たっている3名の先生にインタビューしました。

写真:りとるぱんぷきんずグループの先生方(左より、伊藤先生、進藤先生、内藤先生)

>> りとるぱんぷきんずグループWebサイト

内藤先生

ライモートレーニング(研修)を受けようと思ったきっかけは何ですか?

2019年ごろ園の法人から、良美先生の見学の案内がありました。実際にレッスンを見学させていただいて、「こういうの好きだな、やってみたい」と思い、すぐに「研修を受けたいです」と答えました。

ライモートレーニング(研修)を受けたときの感想を教えてください。

最初は「自分はこれを園で実践できるだろうか…?」と不安でした。私は英語が得意なわけではないので、英語の曲の歌詞を覚えることや、それを人前で実践することに対して懸念があったのです。
しかし、研修を受けてみると楽しくて、英語が苦手ということも忘れて研修を受けていました。そして英語の歌を覚えて、子ども達の前で実践してうちにだんだんと自信がついていきました。
今でも新しい曲を覚えるのは大変です。でも今は、インストラクター向けの参考動画や資料など多くのリソースが充実してきて、非常に覚えやすくなりました。

ライモーを園に導入してから、子ども達にどんな変化が見られましたか?

一番感じるのは、子どもたちが活動の中で自発的に動くようになったことです。ライモーが始まると、先生の指示を待たずに、英語や音楽を感じて自分たちで動き出すようになりました。英語のリズムや音楽に対する反応がとても良くなっていますね。
また、ライモーの音源を使って活動を続けているうちに、英語が苦手な私が教えているのに、子どもたちは綺麗に発音してくれていてびっくりしています。

ライモーのおすすめポイントを教えてください。

ライモーの一番の魅力は、子どもたちが楽しみながら英語が学べるところです。英語の歌やリズムを多用する活動を通じて、英語レッスンとはまた違う形で自然と英語に触れる機会が増え、「英語は楽しい!ライモー楽しい!」と感じている子どもが多いと思います。また普段の活動ではあまり感情を表に出さない子どもも、楽しんでいる様子や笑顔を見せる機会が多いというのも印象的ですね。

ライモー研修を受ける前までは、英語というものが自分の中でとても遠い存在だったんです。でもライモーをやるようになって、英語がとても親しみやすい存在になったというのも、大きなポイントかなと思います。たとえば外国人の講師さんと話をするときに、間違ってても別にいいやっていう、ちょっと話してみようっていう感覚を持てるようになった。それから、ライモーの曲をふとした時に口ずさんでいる自分に気づくんですよ。そして2歳の娘も自然とライモーファンになっていて、教えていないのに英語の発音もとってもいいんです。
だから英語が苦手な方でも、楽しむ意欲さえあれば、ライモーを教えることができるよ、というのは私が証明できます(笑)


進藤先生

ライモートレーニング(研修)を受けようと思ったきっかけは何ですか?

私は帰国子女というのもあり、子ども達に英語を教えたいという気持ちを以前から持っていました。それでJ-shine(小学校英語指導者資格)資格を取ったり、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)も海外で勉強してきました。保育園ではそれらの英語の資格を活かして指導をしていましたが、英語の教え方にもっとバリエーションを持たせたいな、と思っていた時に法人からライモー研修の声がかかり、研修に参加することにしました。

ライモートレーニング(研修)を受けた感想を教えてください。

英語指導のベースをもともと持っていた私でしたが、ライモーの新しいアプローチは非常に新鮮でした。特に、理論から入る方法が印象的でしたね。日本人と海外のリズム感の違いについて学び、それを踏まえたうえでの指導方法は、納得することが多かったです。なにより、実践したときの子どもたちの変化がめざましくて、保育園の子ども達にはこの指導法があっているんだと実感できました

ライモーを園に導入してから、子ども達にどんな変化が見られましたか?

私の園では0歳児からライモー活動を少しずつ取り入れているのですが、2歳児になると一番反応が大きくなりますね。そこからライモー活動を積み重ねていくと、まず英語の音のキャッチの仕方が変わり、英語の単語を自然に口にするようになりました。それからウォーミングアップのときには、子どもたちが自発的に声を出しながら行うようになり、英語に対する自信がついてきていると思います。ライモーを続けることで、子どもたちは英語を楽しみながら学び、自ら表現する力が育っていると強く感じます。

それからライモーを通じて、子どもたちの感情や表現力が豊かになるのもいいですね。普段は控えめな子どもたちも、ライモーの時間には自分らしさを存分に発揮し、自分自身を自由に表現している様子が見られます。
特に、障害を持つ子どもたちも健常児と同じように感情を表に出し、互いに自然に溶け込んでいる姿を見ると、ライモーのアプローチが全ての子どもに適していることを実感します

ライモー活動で私は、感情の爆発や自由な表現が楽しめる環境をつくり、子どもたちが自分のままでいられることを大切にしています。私もその自由を尊重し、子どもたちが生き生きとした表情や、普段は見られない感情の表現を引き出すのが喜びです。ライモーの時間は、まさに子どもたちが自分を表現する貴重な機会であり、その楽しみや成長をサポートできることに、大きな意義を感じています。

ライモーのおすすめポイントを教えてください。

ライモーの魅力は、子どもたちが自然に英語に触れ、楽しみながら学べる点です。まず子ども達が英語を楽しいって思わないと、なかなか英語を知りたい、学びたいという気持ちにつながらないと思います。
ライモーのリズムと音楽を使ったアプローチは、子どもたちにとって非常にわかりやすいです。「英語って楽しい!」という感覚を子ども達の中に作るのに、ライモーって最適だと感じます。

そしてなにより、自分も教えていて楽しいし、子ども達も楽しい、というのがいいですね。


伊藤先生

ライモートレーニング(研修)を受けようと思ったきっかけを教えてください。

もともと英語は苦手でしたが、ライモーは音楽やリズムを使って英語を学ぶと聞いて、興味を持ちました。

実際にライモートレーニング(研修)を受けた感想をお聞かせください。

研修では最初に英語と日本語の違いについてたくさん学んだのですが、それによって今まで自分が漠然と感じていた苦手意識が解消されていくのを感じました。
特にライモーのバウンシングリズムを学ぶことで、英語をただ聞いただけでも、こういうことを伝えたいんだなっていうのが、わかるようになってきました。リズムを通じて、英語が伝えようとしていることを感じ取る力がついたというのが、ライモーの研修を受けての一番の変化ですね。

英語が苦手ながらも、リズムを大切にして子ども達の前で実践してみる。すると子ども達が楽しそうに反応する。その反応を見て自信がつき、レパートリーを増やす…そんな感じで、子ども達と共に自分も成長してきた気がします。

ライモーを実際に園に導入してから、子どもたちにどのような変化が見られましたか?

特に感じるのは、子どもたちがライモーのリズムに自然に乗るようになったことです。音楽に合わせて体を動かすことが楽しくなり、英語のリズムや発音にも自信がついてきました。また、過去に学んだことを鮮明に覚えていて、例えば、毎年12月になると「クッキーの歌をやりたい」と言ってくれるようになりました。これは、ライモーが子どもたちにとって楽しい思い出として刻まれている証拠だと思います。さらに、ライモーを通じて、子どもたちの感情表現や自己表現の力が向上し、自分の思いや考えを積極的に伝えるようになりました

ライモーのおすすめポイントを教えてください。

教えている私達先生が楽しくて、かつ子ども達も楽しい、というところが素晴らしいと思います。楽しいと感じる活動の中で、自然と英語に親しむことができる、というのが、とても良いと思います。

英語な苦手な私でしたが、ライモーの研修を通じて、バウンシングリズムというのを教えていただいて、自分自身の英語のとらえ方が変わって、英語を使ってライモーを教えられるようになりました。ライモー活動の中で、子ども達の楽しそうな姿や英語の歌を口ずさむ様子を見て、勇気を出してライモーインストラクターになってよかったなと思います。

>>協力:りとるぱんぷきんずグループ

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